編集長のつぶやき
2011年06月号 「諦めは全ての可能性をゼロにする」
何かを始めようとする時に、考えて考えていろんな事を頭に思い描いて、結果最悪を避ける為に行動を起こさずにすんでしまう事って結構ありますよね。
そして後悔が残ってしまったり、他の誰かに先を越されて負け惜しみを言うパターン…。
なぜやめてしまうのか?
・失敗が怖い…、
・人に笑われる…、
・やっぱりそこまでやらなくても現状 で充分…。
言い訳はどれもこれも、何も生まれないし、現状からの発展は何ひとつありえない。
前号からの特集で「絆」のチームを追いかけてあらためて痛感した事は、彼女達はソフトボールが大好きで大好きで、夢なかばの引退を拒否する為に無我夢中で夏休み中、自転車をこいで汗をかきかき署名を集めた事から始まり、今回のようなすばらしい成績と、かけがえのない友を得、努力した事は諦めない限り絶対に報われるという事を学びました。
そんな彼女達の姿は、
・失敗を恐れず、
・人に共感をもたせ、
・今以上の自分を求め、
とても輝いた瞬間を生みました。
もがいてもがいて一生懸命でみっともない姿が本当はカッコイイ瞬間なのです。
まずは、「やってみよう」です。失敗し、人に笑われようが、行動を起こせばきっと何かを得ることが出来るはずです。
高校時代のある先生が常に言っていた言葉を思い出しました。
「諦めは、全ての可能性をゼロにする」
まさしく、言葉の通りです。二十数年の時を経て、再び我が子世代にこの言葉の意味を教わりました。
「やっぱりやめよ」より
「よっしゃ、やったろ!」
で行きましょう。
編集長 中村和久